保活のスケジュール

最終更新日 2021.10.15

いつから保育園に入るの?

保育園に一番入りやすいタイミングは0歳児の4月です。

4月に0歳児クラスの在園児が1歳児クラスに進級し、0歳児クラスは丸ごと定員に空きが出るためです。

一方、1歳児クラスは在園中の0歳児が繰り上がり進級して定員が埋まるので、競争率が高くなりがちです。

また、4月以外の月は基本的に他の子の転園などによる空き待ちになります。

生まれ月によって保活は変わる

認可保育園の4月入園の申し込みが10月〜12月頃にあることと、保育園に入れる最低月齢があることから、生まれ月によって保活のやりやすさは変わります

4月2日〜9月生まれ

0歳児4月の入園には一番有利です。

4月には0歳児を受け入れるほとんどの園の最低月齢をクリアでき、保活の時間も比較的余裕があります。

認可外保育園は4月から先着順で入れる園もあるので、その点でも生まれが早いほど有利です。

10〜12月中旬生まれ

0歳児クラスの4月入園ができますが、最低月齢を満たさず入れない園がある場合があります。

また、出産から保育園申し込みまでの時間が短く、場合によっては妊娠中に見学に行く必要があったり、慌ただしい保活になります。

12月下旬〜2月初め生まれ

出生時は既に4月入園の申込は終了していますが、市区町村が対応していれば、出生前の仮申込により0歳児4月入園に申し込むことができます(できない市区町村もあります)

また、枠は少ないですが12月下旬〜2月頃にある、一次選考辞退者などの空きを埋めるための二次選考に申し込むこともできます。


2月2日〜4日生まれは日齢的に4月入園できるかどうかの境界で、市区町村と年により申し込めるかが変わるため注意が必要です。

2月初め〜4月1日生まれ

0歳児クラスの4月入園には間に合わず、基本的には翌年1歳児クラスの4月入園を狙うことになります。

保活には不利ですが、育休を長くとりやすく子供と過ごす時間を増やせるという面もあります。

ちなみに、4月1日生まれは法律上早生まれになり、3月生まれと同じ学年になります。

見学はいつから始める?

一般的には7〜10月頃に見学に行く方が多いようですが、5月などに見学に行かれる方もいます。

保育園の見学は1年を通してできる園が多いですが、見学できる時期や日程が決まっている園もあるので、まずは希望の園がいつ見学できるかを確認しましょう。


認可保育園は10月頃から申し込みが始まるので、10月中旬までに見学を終わらせておくと安心です。

認可外保育園の場合は、先着順の場合もあるため、できるだけ早く見学に行くことをお勧めします。

スケジュール表

以下は4月入園を想定した大まかなスケジュールの図です。

産前・産後1ヶ月くらいは見学に行きづらいので、出産付近を避けて、いつ見学に行くかから決めていくのがお勧めです。

認可外はスピード命!

認可外保育園は先着順で入園を決めるところがあるため、気に入った認可外保育園がある場合は、なるべく迅速な行動が必要です。

良さそうな認可外保育園を見つけたら、すぐに問い合わせて見学を申し込みましょう。

また、認可保育園の選考結果を見てから認可外を探すと見学が間に合わない場合があるため、認可園が第一希望の場合でも、並行して認可外保育園の見学も進めておきましょう。

自分に合ったスケジュールを

上に書いた保活のスケジュールはあくまでよくある例であり、必ずそうしなければいけないわけではありません。

実際は仕事や家庭の状況によって様々な保活のスケジュールがあります。

例えば、公務員は子供の3歳の誕生日まで育休が取れるので、2歳児クラスや3歳児クラスからの入園を狙うこともできます。

仕事の状況や家庭の状況などをふまえて、自分に合ったスケジュールを立てましょう。